2013-07-28

実は、参加資格がなかったの巻

今日は、以前から計画していた

三重県多気町での第9回組立飛行機大会へ

息子たちと津市の村上ご住職親子と

参加してきました。

「組立」とつく紙飛行機大会は、全国でも

なかなかないのではないでしょうか。

組立式紙飛行機をやっている我々にとっては

とても素敵な大会名です。


事前にメールで大会要項の案内を

お願いしたのですが、大会場所と時間を

お知らせ頂いて、ご参加くださいとのことでしたので

向かったのですが、今日頂いた写真の要項には


多気町周辺の地域限られていることが

分かりました。一応、参加できましたが、

大人の部は、優勝村上ご住職で2位が私だったのですが

入賞辞退を促され、エキシビション参加となりました。


子供たちはかろうじて正規参加として認められ

うちの次男坊が優勝で、2位がご住職の息子さんで3位が

うちの長男坊でした。


無理やり写真を撮らせてもらった





第9回の大会と歴史もあり数年前に

新聞でこの大会を知り機会があれば

出てみたいと思ってました。


機体はカブⅢを使用し、親子で100名を超える

参加者にも関わらず40分ほどで組立を終え

5投の発航合計で滞空時間を競うスタンダードなもの

でしたが、9時過ぎに組立が始まり10時過ぎから

競技が始まりお昼前には、表彰式も終わってました。


第9回ということもあり参加者もスタッフも手際が

いいのだろうと思いました。ただ、残念なのは

飛行機が飛んでいないんですね。

紙飛行機が飛ぶという印象を持って帰られた

方は少なかったと思います。または、数十メートル先に

打ち上げて落下した状態を飛んでると思ってる

お子さんもいたかもしれません。


悲しいかなこれが組立式紙飛行機の現実ですね。

私は、昨年から少しずつ教室を行っていますが、

必ずよく飛ぶところを見せ、可能な限り本人の飛行機も

飛ぶようにして、紙飛行機は飛ぶんだという印象を

持ってもらうようにしてます。


ただ、紙飛行機の滞空時間に対して比較する

物差しがないため10秒飛んでも30秒とんでも

よく飛ぶんだねでひとくくりになってしまっている

のも現状です。これに関しては、紙飛行機をやって

いかないと分かってこないことなので、また、別の

次元の話になってきます。

今日は、そんなことに思いを巡らせた大会でもありましたが、

少しずつでもこの現状が改善されるように、これからの

教室に活かして行きたいと思います。


各地でイベントアイテムとして

組立式紙飛行機が使われることも多いですが、

全てにおいて滞空時間=飛ぶということを知って頂く

機会は皆無かと思いますが

少しずつでも状況が変わればいいなと思ってます。


2 件のコメント:

  1.  そうですねぇ。 最近、長崎の島原の方で紙飛行機初心者の方(大人)や紙飛行機教室(子供)のお手伝いをする機会が多いんですが、飛行時間、一桁秒からなかなか脱出できない方が多いですよねぇ。今日も二宮杯予選がありましたが、ゴムの力だけで、上がって下がって・・・ってのも確かにありました。私も一度、山本チャンプ方式を試してみるのもいいかも・・・。と思いました。

    返信削除
    返信
    1. Iでさん、いらっしゃいませ。地道にコツコツとやっていこうと思っています。これから先も急激な発展はないかもしれませんが、少しずつですね。せっかくここまで紙飛行機業界を牽引された二宮先生のご活動もさることながら、世に出た先生の紙飛行機が飛んでないのを見るのは少々、つらいものがあります。Iでさんの紙飛行機もそうじゃないですか?せっかくなら性能分は少なくとも飛んで欲しいですよね。

      削除