2013-11-12

第19回二宮康明杯、全日本紙飛行機選手権大会

あっという間に大会後、10日も経ってしまいました。

来年は、20回の記念大会になります。

また、皆さんとお会いし飛ばせるのを

今から楽しみにしております。

すでに、締めのようなコメントから入っちゃいましたが、


11/2、3と今大会は、息子たちと一緒に参加しました。

長男は、敗者復活からで次男は、予選12位と15位までが

決勝進出なのでかろうじて通過しており、

小学6年生とJ部門最後だったので、別の用事を蹴って

の参加になりました。今年は、夏にも三重県での大会に

出て次男は優勝し、可児予選に参加し決勝枠を

ゲットし気分を良くしていました。次男は、自分で製作も

できるので少し調整をアドバイスすれば、飛ばし方も

癖がないので、ゴム、手投げとも安定してフライトが

できます。長男くんは、あまり向いてないようで

敗者復活もスチレン機のウィングスプレーンに

エントリーする予定でいました。

こんな動画を夏には撮ってました。


一方、私の方と言えば予選会後から一機ロストし

手持ちは2機しかなく、一機は競技レベルの機体ではないので

三機ほど製作しようと夏あたりから、袋から取り出し

吊るして紙の歪み取りはしてましたが、なかなか機体製作に

気が向かず放置。気が乗らないときに製作する機体は

ろくなもんじゃないので、その気になるのを待ちます。


そんなこんなで製作開始は10月初旬から始め

パーツ製作ごとに歪みを取りながら

工程を消化し完成が10月28日でした。大会5日前、

厳しいかなと思ってましたが、29日に三機とも

テストフライとができ、癖のないことを確認し

この三機が1~3番機となり、残りの一機を強風用と

しました。機体重量は16g~18gで今回の機体達は

出来上がりました。やはり、上昇風がなく安定した

気流の中ではワンメイク機ならば、軽い機体の方が

より浮きます。


あとは、出発支度をし向かうだけとなりました。

行きは夜行バス、私はすっかり夜行バスに慣れてしまい

毎回、出発したら途中休憩もバスを降りることなく、

新宿で目が覚めるパターンです。息子たちには、

事前にこのことを伝えて置いたので、何かあれば

起こすように言っておきましたが、

息子たちも私と同じでした。

5時過ぎに新宿着で三鷹駅には、6時過ぎに着いて

しまい会場である武蔵野公園行きのバス待ちです。


7時前には広場に着きましたが、さすがに紙飛行機屋さんは

少なく体操や散歩されている方が多く目立ちました。

でも今回は、機体検査委員と息子の機体を見ないと

行けなかったので、広場へ着いて早々と息子の機体調整の

手伝いと1、2番機を決定しました。3人いると機体回収が

スムーズなので、機体調整も短時間で済みます。


自分の競技機体は、少し後回しにしてせっかくなので

聖地武蔵野中央公園なので、自分のオリジナルハンドの機体や

オールペーパーの零戦を気流も安定している中で

存分に飛ばしました。ここで半分満足です。


その後徐々にテント設営が始まり、広場が競技会場モードへ

と移って行きました。初日は、敗者復活や無料紙飛行機教室、

エキシビションの零戦競技会(宝田 明賞)、機体検査などが

行われました。宝田明さんは来場され広場で紙飛行機を体験し

表彰式にも自ら楯を贈呈されていました。





お昼は、大会運営をされていた倶楽部原っぱ特製牛丼&

けんちん汁を美味しく頂きました。ありがとうございました。

広場では、久しぶりに再会したお仲間とフライトや談義にも

花が咲きました。今回、FBではお友達になっていた折り紙

ヒコーキ会のM田さんともお会いでき、すごーくために

なるお話やフライト、機体も頂戴しこの時点で私の東京行きの

満足度は、MAXに達しました。後は、競技でいい成績を残し

MAX×2にするのみとなりました。





それから、仙台飛ばす会のG家さんが広場で会うなり

ちょっとっちょっととこれを頂いちゃいました。

以前にお渡しした機体のお礼ということで、

お気遣いありがとうございます。



さらには、機体検査をしているときに競技者の方と

機首スポンジの話になり、私がダイソーでEVAシート

を探して見つからないと言っていたら、翌日わざわざ

持って来て下さいましたが、お名前も聞かずじまいで

さっと置いてかれまして、また、お会いすることがあれば

ちゃんとお礼を言わなくては・・・。




初日の夜は、懇親会に参加し楽しい時間を皆さんと

過ごし、少し離れた立川へ宿をとったので

そちらに向かいラーメンで締めて

というところですが、私の場合コンビニで

スイーツを何点か購入しそれで締まります。

さほど疲れも感じず、初日を終えました。


二日目は、朝から機体検査が入っていたので

開会式前までは、飛ばさず種目ごとに

時間割があり、息子(次男)の種目は2番目(長男、敗者復活ならず

我々のアシスタントへ鞍替えです。)

私の種目は、午後一だったので、

次男の競技機を調整し、1番機を急遽変更し

それで臨むことにしました。





フライト写真は撮り忘れましたが、競技者は

グループ内で計測もしなくてはならないので

機体を追いかけながら、ちゃんとやっていたようです。



さて、午後からは、風が吹くかと強風用も視野に

入れてましたが、ほぼ無風で微上昇風で

一発が期待できないような条件での

私の種目がやってきました。

飛ばすポイントにサーマルリーダー(上昇風を見つける

竿にビデオテープのようなものが取り付けてあります。)

があり、他に手前、奥と三か所ありました。

競技開始後、風を見てましたが

状態は、変わらないかと一投目を投げ

22秒、これで気流の状態の厳しさを

感じ、僅かでも上昇風待ちに入ります。


他のグループの機体のフライト状態や

奥のサーマルリーダーも見ながら、二投目を

投げましたが30秒ほどとあまり記録は

伸びませんでしたが、大きくはない上昇風が

ちょいちょいあり、三投目を待ってましたが

別グループでの上昇風に乗っかってる機体を

発見、その機体が練習なのか本番なのか分かりません

でしたが、明らかに行けると判断し55秒がでました。


しばらくすると、また先程の機体がプカプカ浮いてるじゃ

ありませんか、私は見逃しません。リーダーで気流を

見るのはもちろんですが、他の機体が浮いているのは

それ以上に確実で、周囲の機体の状態も気にするように

してます。これを嫌う方も見えますが、ついつい我慢できず

乗っかります。ただ、上昇風がある近くには下降気流も

あるので、追っかけると失敗することもあります。

で、四投目43秒でまずまずで最後の五投目を待ちます。



実は、プカプカ浮いていた機体は富士のかみきちさんで

カラーリングから一目見て分かってました。

かみきちさんの記録を後から見たら40秒台が揃っていたので

私が見たときの機体は、計測中だったようです。

途中、去年もそうでしたが私の記録を気にして

他のグループの状況を伝達してくれる方がいまして

優勝記録には微妙だな~と言ってまして、最後の

五投目しだいとなり、リーダーを見てましたが


目の前のリーダーは、反応してなかったのですが

奥のリーダーが良い感じだったので、そこそこ行けると

思い五投目を投げましたが、思ったより機体が

後ろ側へ行ってしまい、僅かな上昇風しか得られず

35秒ほどでフィニッシュでした。


結果、かろうじて5回の合計タイムで二位の

記録を5秒だけ上回って優勝することができました。

二位は、かみきちさんでした。

私の同グループに北海道のH間さんがいまして

よく大会では、同グループになり一位、二位を

繰り返しておりましたが、今回は別の種目での優勝を

先に決めハンドでは、控え目にしてもらい三位でフィニッシュされて

ました。しかーし、間違えなく二種目制覇を狙っていたでしょう。

で、表彰式です。



惜しくも一秒差の104秒で2位でした。やや不満げな立ち姿です。
また、1位に立つことができました。やはり嬉しいですね。

 


表彰式後に規定Ⅰ優勝のM瀬さんと規定Ⅲで3位のUさん
私と同じ規定6で2位のかみきちさんと
原っぱ倶楽部N村さんと記念撮影です。




 二宮先生あっての今の我々であり、この道を開き発展させて

頂いたことに感謝致します。日本紙飛行機協会、倶楽部原っぱの

皆さんやスタッフの方、大会運営、ご苦労様でした。

とても楽しく過ごさせて頂きました、ありがとうございました。


さーて、次は今年の締めの大会に入って行きまーす。

11/24可児カップ、12/1 Fujiカップ&再生紙大会です。

皆さんとまた、お会いできるのを楽しみにしております。






4 件のコメント:

  1.  お疲れ様でした。 やはりサーマル読みって大事なんですね。 しかし、かみきちさんもすごいんですねぇ。チャンプと5秒差。 どの世界でもそうかもしれませんが、上位の方はやはりいろいろな側面でシビアな戦いをされてるんですねぇ。 正に脱帽です。 そりゃそうと、私の方は練習しすぎたのか、単に年のせいか、肩が上がらなくなってきちゃった~。 なんとか590をSALで・・・の方でも考えようかな? それとも左で行くか!? いやいやいや。 なんてな。

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    1. Iでさん、お疲れ様です。590は、以前ドームで飛ばして重心位置を下げてインドア仕様で29秒が私の限界でしたので上昇風なしでは、30秒以上は私は出せませんので気流の読みは必須になってきます。二年前に大阪のN田さんが、右肩を壊しているときに可児での予選で左投げで200秒オーバーしてます。気流読みは神がかり的でした。

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  2. お疲れ様でした。またまたの優勝おめでとうございます。ばったももさんからEVAシートの記事がのっていることを聞きました。機体検査中でしたので自己紹介もせず申し訳ありません。EVAシートを差し上げたセバスチャン(仮名)と申します。因みに規定種目1Aで3位になりました。表彰台はいいものですね。真ん中はもっといいだろうな・・・今後とも宜しくお願いします。

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    1. セバスチャンさん、いらっしゃいませ。その節は、ありがとうございました。適当な大きさにカットして利用させてもらってます。こちらこそ、宜しくお願い致します。

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